マンションのユニットバス交換は戸建てと何が違う?制限・費用・注意点を岐阜市の業者が解説
マンションでユニットバス交換を検討しているものの、「戸建てと何が違うの?」「管理組合の承認は必要?」「配管の制限があるって本当?」と不安に感じていませんか。
実は、マンションのユニットバス交換には、戸建てとは異なる制約がいくつもあります。管理組合への事前承認、配管位置の制限、搬入経路の確保など、事前に押さえておかなければスムーズに進めることができません。
岐阜県岐阜市に拠点を置く株式会社MARUYOSHIは、1999年から水回り工事に携わり、個人事業主として14年の経験を積んだのちに法人化した、水回り専門のリフォーム会社です。戸建て住宅からマンション・アパートまで、給排水設備工事や水回りリフォームを手がけております。この記事では、配管工ならではの視点から、マンションと戸建ての違い、管理組合承認の流れ、排水制限への対応方法まで、詳しく解説いたします。
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マンションと戸建てのユニットバス交換・構造上の違い

マンションのユニットバス交換は、建物の造りや床下の条件が戸建て住宅とは異なるため、施工時にさまざまな制約が発生します。給排水設備工事の専門業者として、まず押さえておくべき違いを詳しく解説いたします。
■ 床下スペース(懐寸法)の制限と配管への影響
ユニットバスは、床部分が一体成型の「防水パン(床パン)」になっており、アジャスターボルト脚で高さを微調整しながら設置します。この基本的な構造そのものは、戸建てとマンションで大きく変わるものではありません。
両者で決定的に異なるのは、その床パンを納める床下スペース(懐寸法)です。マンションの浴室はコンクリートスラブの上に設置され、スラブから浴室床の仕上がり高さまでの寸法が新築時の設計段階で決まっています。この寸法は後から増やすことができないため、配管を通せる高さも自ずと限られます。
一方、戸建て住宅(特に木造)は床組の下に空間を確保しやすく、配管ルートや排水位置の変更に対する自由度が比較的高いのが特徴です。戸建てと同じ感覚でマンションの計画を進めてしまうと、「図面上は動かせるはずが、実際には勾配が取れず施工できない」という事態になりかねません。
• ユニットバスの基本構造(防水パン+アジャスターボルト脚)は、戸建て・マンションで大きな違いはない
• 違いは床下スペース(懐寸法)。マンションはスラブ上の限られた寸法で決まっており、後から増やせない
• そのため、マンションでは配管ルートや浴室位置の変更に制約が生じる
■ 排水勾配の確保が難しい理由
排水管は、水が自然に流れるように一定の傾斜(勾配)を確保する必要があります。必要な勾配は管の太さによって変わり、実務では管径65mm以下で1/50、75mm・100mmで1/100を最小勾配の標準とするのが一般的です(※出典:一宮市 排水設備指針)。浴室の排水管はこのうち細い側にあたるため、しっかりとした勾配が求められます。勾配が不足すると管内の流速を確保できず、排水不良や詰まりの原因になります。
マンションでは、床下のスペースが限られているため、排水勾配を十分に確保することが困難なケースがあります。特に、浴室から共用縦管(上下階をつなぐ排水管)までの距離が長い場合、勾配を確保するために床を上げる必要が生じることがあります。しかし、床を上げると天井高が低くなり、浴室内が圧迫感のある空間になってしまいます。
給排水設備工事の専門業者であるMARUYOSHIでは、現地調査の段階で床下の納まりや既存配管の状況を確認し、必要な勾配を確保した施工を実施しております。床下スペースが限られている場合でも、配管ルートの最適化により、勾配を確保した施工が可能です。
■ 搬入経路と製品サイズの制約
マンション特有の制約として、ユニットバス本体の搬入経路があります。エレベーターの寸法、共用廊下の幅、玄関ドアのサイズなど、複数のチェックポイントを確認しなければ、搬入時にトラブルが発生します。
戸建て住宅の場合、外壁の一部を開口して搬入するなど、状況に応じた選択肢を取れるケースもありますが、マンションではこうした方法が使えません。そのため、既存の開口部や廊下の幅に合わせた製品サイズを選定する必要があります。
• エレベーターの寸法(幅・高さ・奥行き)
• 共用廊下の幅と曲がり角の広さ
• 玄関ドアのサイズ(開口幅)
• 浴室入口の開口寸法
MARUYOSHIでは、施工前の現地調査時に搬入経路を確認し、搬入可能な製品サイズをご提案しております。弊社はTOTO・LIXIL・タカラスタンダードの組立認定施工店として、戸建て・集合住宅を問わずユニットバスの設置・入れ替え工事に対応しており、年間約1,000件の施工実績がございます。
管理組合承認が必要な理由と申請の流れ
マンションでユニットバス交換を行う場合、多くのケースで管理組合への事前申請と承認が必要です。承認を得ずに工事を開始すると、工事の中止を求められるだけでなく、管理規約違反として原状回復や損害賠償を求められる可能性もあります。
■ 専有部分と共用部分の区分
マンションには「専有部分」と「共用部分」の区分があり、リフォーム可能な範囲は専有部分のみです。浴室内の設備・壁・床・天井は専有部分に該当しますが、配管の縦管(上下階をつなぐ給排水管)は共用部分に該当するため、勝手に位置を変更することはできません。
国土交通省が公表する「マンション標準管理規約」では、専有部分のリフォームであっても「共用部分又は他の専有部分に影響を与えるおそれのあるもの」については、管理組合理事長の事前承認が必要と定められています。ユニットバスの設置・交換は、この「影響を与えるおそれのあるもの」に該当します(※要出典:国土交通省「マンション標準管理規約及び同コメント」)。なお、実際の判断基準は各マンションの管理規約によって異なるため、必ずお住まいのマンションの規約をご確認ください。
■ 承認申請に必要な書類
管理組合への申請では、以下のような書類を提出することが一般的です。必要書類はマンションごとに異なり、追加の書類が求められることもあるため、事前に管理会社へ確認することが重要です。
• 工事申請書(署名・押印または電子署名)
• 工事図面(平面図・断面図・配管位置図)
• 仕様書(材料・型式・施工手順)
• 工程表(作業区分と騒音作業時間の明示)
• 製品性能証明(防音・防火・不燃)
• 施工体制書(責任者・保険(賠償責任))
• 近隣周知文(工事のお知らせ)
■ 申請から承認までの期間
管理組合への申請から承認までにかかる期間は、マンションの管理規約や理事会の開催頻度によって大きく異なります。理事会の開催スケジュール次第では長期化することもあり、申請内容に不備がある場合は、再提出により承認がさらに遅れる可能性もあります。
そのため、マンションでユニットバス交換を検討する場合は、管理会社へ早めに確認を取り、余裕を持ったスケジュールでの計画をおすすめいたします。
給排水工事のプロが教える配管制約への対応
マンションのユニットバス交換では、配管の位置や接続方法に多くの制約があります。給排水設備工事の専門業者として、配管制約への対応方法を詳しく解説いたします。
■ 共用縦管との接続制限
マンションの給排水配管は、各住戸から共用の縦管(上下階をつなぐ配管)へ接続される構造になっています。この共用縦管は共用部分に該当するため、接続位置を勝手に変更することはできません。
既存の浴室が設置されている位置から大きく離れた場所へユニットバスを移動する場合、共用縦管までの配管距離が長くなり、排水勾配を確保できないケースがあります。このような場合、浴室の位置変更自体が難しいと判断されることもあります。
MARUYOSHIでは、現地調査時に既存配管の位置や取り合いを確認し、共用縦管との接続可能な範囲を事前に把握いたします。配管制約がある場合でも、最適な配管ルートをご提案いたします。
■ 排水管移動の可否判断
排水管を移動できるかどうかは、以下の3つの条件をすべて満たす必要があります。給排水設備工事の専門知識がなければ、正確な判断ができません。
• 管径に応じた必要勾配(細径管で1/50程度)を確保できる床下スペースがあること
• 共用縦管までの配管距離が適切な範囲内であること
• 管理規約で排水管移動が禁止されていないこと
岐阜県知事許可 第104765号を取得し、管工事施工管理技士が在籍するMARUYOSHIでは、建築基準法・下水道法などの関係法令や業界の技術基準を踏まえた施工を実施しております。排水管移動の可否判断から施工まで、安心してお任せください。
■ 防水処理と漏水リスク対策
マンションでは、浴室からの漏水が下階へ被害を及ぼすリスクがあります。そのため、防水にかかわる納まりは戸建て以上に慎重に確認する必要があります。
ユニットバスは床パンと壁パネルが組み合わさった防水構造になっていますが、配管の貫通部や接合部の処理が不十分だと、そこから漏水につながります。そのため、既存の防水層を傷めないよう配慮しながら、接続部の処理を丁寧に行うことが欠かせません。
MARUYOSHIでは、現地調査からプラン提案・施工・アフターフォローまで、一貫して自社スタッフが対応しております。施工後のトラブルを防ぐため、細部まで確認したうえでお引き渡しいたします。
マンションユニットバス交換の費用相場
マンションのユニットバス交換にかかる費用は、本体価格だけでなく、解体・撤去費用、給排水配管工事、防水処理など複数の項目が積み重なります。ここでは、マンションならではの費用の考え方と内訳をご紹介いたします。
■ グレード別の本体価格
ユニットバスの本体価格は、グレードや機能によって大きく異なります。TOTO・LIXILなど主要メーカーのマンション用ユニットバスの場合、メーカー希望小売価格ベースでは、おおむね以下のような価格帯に分かれます。
※上記はメーカー希望小売価格をもとにした目安です。サイズ・仕様・オプションによって変動するため、実際の金額はお見積りにてご確認ください(※要出典:各メーカー公表の希望小売価格)。
なお、メーカーごとの機能や使い勝手の違いについては、TOTO・LIXILのユニットバスを比較した記事で詳しく解説しております。本記事では、マンション特有の費用構造にしぼってご紹介いたします。
MARUYOSHIは、TOTO・LIXIL・タカラスタンダードの組立認定施工店であり、TOTO中部販売株式会社をはじめとするメーカー・商社と直接お取引しております。ハウスメーカーなどの仲介業者を介さずに直接ご相談いただくことで、コストを抑えた施工を実現しております。費用の詳細についてはお気軽にお問い合わせください。
■ 給排水配管工事の費用内訳
ユニットバス本体以外にかかる費用として、以下の項目があります。給排水配管工事の費用は、配管の引き直し距離や複雑さによって変動します。
• 既存浴室の解体・撤去費用
• 廃材処分費用
• 給排水配管工事(接続・勾配調整)
• 防水処理・シート施工
• 電気配線工事(換気扇・照明)
• 組立・設置費用
浴室とキッチンをまとめてリフォームする場合は、解体・搬入・養生の工程を共通化できるため、費用と工期を圧縮できます。詳しくはユニットバス・システムキッチンの同時施工に関する記事をご覧ください。
MARUYOSHIでは、お見積り・ご相談を無料で承っております。追加費用が発生する可能性がある場合は、事前に明確にご説明いたします。
■ 戸建てとの工事費用の違い
マンションのユニットバス交換は、戸建てと比較して以下の点で費用が異なります。
マンションでは、管理組合への申請にかかる手間や、近隣への配慮費用(養生・清掃など)が追加でかかる場合もあります。詳細はお見積り時にご説明いたします。
岐阜市でマンションユニットバス交換をお考えの方へ
マンションのユニットバス交換は、管理組合承認・配管制約・搬入経路など、戸建てとは異なる制約があります。給排水設備工事の知識がないまま進めてしまうと、施工後のトラブルや管理規約違反のリスクが高まります。
岐阜県岐阜市に拠点を置く株式会社MARUYOSHIは、1999年から水回り工事に携わり、岐阜県知事許可 第104765号のもと、戸建て住宅からマンション・アパートまで給排水設備工事や水回りリフォームを手がけております。現地調査からプラン提案・施工・アフターフォローまで、一貫して自社スタッフが対応。TOTO・LIXIL・タカラスタンダードの組立認定施工店として、年間約1,000件の施工実績を生かし、配管制約を踏まえた確実な施工をお任せいただけます。
マンションのユニットバス交換でお悩みの方は、岐阜市・東海エリア対応のMARUYOSHIまで、ぜひお気軽にご相談ください。
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