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システムキッチンの設置工事で失敗しない4つのポイント|給排水工事の観点から配管工が解説

キッチンのリフォームを検討するとき、多くの方がまずショールームでデザインや機能を確認し、気に入った製品を選ぼうとされます。しかし、給排水設備工事を専門とする株式会社MARUYOSHIの配管工として数多くの現場を経験してきた立場からお伝えすると、製品選びより先に確認すべきことが必ずあります。

それが、「給排水配管の状態」や「既存の設備仕様」の確認です。この工程を後回しにしたまま製品だけ決めてしまうと、現場で想定外の追加工事が発生し、費用や工期に影響が出ることが少なくありません。本記事では、カタログには載っていない配管工の視点から、失敗しないキッチン設置工事のポイントをわかりやすくご説明します。

1. そもそも「給排水工事」がなぜキッチンに関係するのか

システムキッチンには、給水・給湯・排水・ガス(またはIH電気)の4つのラインが接続されています。このうち「給水・給湯・排水」は給排水設備工事の領域であり、配管の位置・径・素材・劣化状況が製品の選定や工事費に直結します。

🔧 キッチン設置に関わる主な配管ライン

配管の種類 内容・注意点
給水管 水道水をキッチンに供給する管。築年数が古い住宅では鉄管・鉛管が使われている場合があり、交換が必要なケースも
給湯管 給湯器からお湯を供給する管。給湯器の位置やキッチンのメーカー仕様によって接続方法が変わる
排水管 食器洗いや調理の排水を流す管。勾配(傾き)が適切でないと詰まりや逆流の原因になる。最も見落とされやすい箇所

ショールームや家電量販店でキッチンを選ぶ際、製品のデザインや機能に目が行きがちですが、自宅の配管状態を確認せずに製品だけ決めてしまうと、現場で追加工事が発生するケースが非常に多いのが実情です。配管工として数多くの現場を経験してきた立場から、次章で具体的なポイントをお伝えします。

2. 失敗しない4つのポイント(配管工が解説)

POINT 1

排水管の位置と勾配を必ず現地で確認する

システムキッチンには排水口の位置がメーカー・品番ごとに異なります。現在の排水管の位置と新しいキッチンの排水口の位置がずれている場合、配管の切り回し工事が必要となり、追加費用が発生します。

また、排水管は適切な「勾配(傾き)」がないと水がスムーズに流れず、油脂や食材カスが堆積して詰まりの原因となります。特にキャビネット下の横引き配管が長くなるケースや、床下を通る配管の勾配が確保できない間取りでは、排水のルート設計が工事品質を大きく左右します。

✅ 対策:製品決定前に必ず施工業者に現地調査を依頼し、排水管の位置・状態・勾配を確認してもらいましょう。

POINT 2

既存配管の素材・劣化状態を事前にチェックする

築20年以上の戸建て・マンションでは、給水管に鉄管・鉛管・ライニング鋼管が使われているケースがあります。これらはサビや内部腐食が進んでいることが多く、キッチン交換のタイミングで配管も合わせて更新することで、将来的な水漏れや水質の問題を予防できます。

また、樹脂製の排水パイプでも長年の油汚れ・石鹸カスの堆積によって内部が詰まり気味になっている場合があります。キッチン本体だけ新しくなっても、配管が古いままでは数年後に水漏れや詰まりが起こりやすくなります。

✅ 対策:現地調査の際に配管素材・築年数・過去の修繕履歴を業者に伝え、配管更新の要否を判断してもらいましょう。

POINT 3

食洗機・浄水器の後付けを考えているなら設置工事前に伝える

「とりあえず今は食洗機なしで、後から追加したい」というご要望はよくありますが、後付けの場合は再度配管工事が必要になり、費用が割高になります。また、浄水器(カートリッジ内蔵型やアンダーシンク型)を導入する場合も、専用の給水分岐やスペースが必要です。

設置工事の段階で将来の使い方まで見越した配管先行処理を行っておくと、追加コストを大幅に抑えることができます。特に食洗機は近年の新築・リフォームで需要が高まっており、先行配管に対応したキッチンを選ぶ方が増えています。

✅ 対策:「将来的に食洗機・浄水器を検討している」と事前に伝え、先行配管の可否と費用感を確認しておきましょう。

POINT 4

「製品の手配」と「給排水工事」を同じ業者に一括依頼する

システムキッチンの工事は「キッチン本体の搬入・取り付け」と「給排水・ガス配管の接続工事」が別工程であり、異なる業者に発注すると連携不足による手直しや工期の延長が起きやすくなります。実際に「他社が設置したキッチンの配管接続が適切でなく、後から水漏れが発生した」というご相談を現場で受けることもあります。

また、ハウスメーカーや大手リフォーム会社を経由すると、実際の施工は下請け業者が担当し、中間マージンが発生することで費用が高くなるケースがあります。製品の手配から給排水工事まで一括で対応できる業者に直接依頼することで、コストと品質の両立が実現しやすくなります。

✅ 対策:住設機器の販売・搬入から給排水工事まで自社施工できる業者を選びましょう。責任の所在が明確になり、トラブル時の対応もスムーズです。

3. システムキッチン交換工事の費用・工期の目安

費用はキッチンのグレード・間口サイズ・配管の状態によって大きく変わります。以下はあくまで一般的な参考目安です。

グレード 本体の目安 工事費込みの目安 標準工期
エントリー 15〜30万円台 25〜45万円前後 1〜2日
スタンダード 30〜60万円台 45〜80万円前後 1〜3日
ハイグレード 60万円〜 100万円以上 2〜5日

※上記は本体代+標準給排水工事費の参考目安(税込)です。配管更新・床壁補修・食洗機増設等の追加工事が発生する場合は別途費用が必要です。正確な費用は現地調査後のお見積りにてご確認ください。(※要出典:各メーカー希望小売価格・業界標準工事費を参考)

追加費用が発生しやすいケース

  • 排水管の位置変更が必要な場合:既存と新製品の排水口位置が合わない
  • 配管の素材更新が必要な場合:鉄管・鉛管・劣化した樹脂管の交換
  • 食洗機・浄水器の後付け対応:先行配管なしからの追加設置
  • 床・壁・タイルの補修:キッチン撤去後に下地の傷みが発覚した場合
  • 間口サイズの変更を伴う場合:既存キャビネットの撤去・大工工事が必要

4. 信頼できる業者の選び方

「どこに頼めばいいかわからない」というお声をよく聞きます。以下のポイントを参考に業者を選ぶと、後悔のないキッチンリフォームにつながります。

🔍 現地調査を必ず行う

電話やメールだけで見積もりを出す業者は要注意です。配管状態・間取り・搬入経路を確認しないまま提示された金額は、後から追加費用が発生するリスクがあります。

📋 明細が明確なお見積りを出す

「一式〇〇円」とまとめられた見積もりは、何にいくらかかっているかが不透明です。製品代・取り付け費・配管工事費・廃材処分費が分けて記載されている業者を選びましょう。

🏠 自社施工かどうかを確認する

相談した会社と実際に施工する会社が異なると、伝言ミスや責任の所在が曖昧になりがちです。現地調査から施工・アフターフォローまで自社スタッフが担当する業者が安心です。

🏆 メーカー認定施工店を選ぶ

TOTO・LIXILなどのメーカーが認定する施工店は、製品の仕様・施工基準に関する研修を受けており、品質と保証の面で安心感があります。認定の有無は業者のウェブサイトや見積もり時に確認できます。

5. MARUYOSHIに依頼するメリット

岐阜県岐阜市に拠点を構える株式会社MARUYOSHIは、TOTO・LIXILの組立認定施工店として、システムキッチンの設置工事から給排水設備工事まで自社スタッフが一貫して担当します。

STEP1

STEP 1

お問い合わせ・ご相談

お電話またはメールフォームにてお気軽にご連絡ください。現在の状況や気になる点をお伝えいただければ、スタッフが丁寧にヒアリングします。

STEP2

STEP 2

現地調査・お見積り(無料)

自社スタッフが現場を直接拝見し、配管状況・キッチン周辺の寸法・既存設備の状態を確認します。その後、明細のわかるお見積りをご提示します。

STEP3

STEP 3

製品選定・発注

ご予算・ご希望のデザイン・機能をもとに、最適な製品をご提案します。TOTO・LIXILをはじめとした主要メーカーに対応しており、器具の販売も弊社で承ります。

STEP4

STEP 4

施工(キッチン設置+給排水工事)

既存キッチンの撤去・配管確認・新キッチンの設置・給排水配管の接続・試運転まで、自社スタッフが一貫して施工します。

⏱ 標準的な入れ替え工事は1〜2日で完了するケースが多いです

STEP5

STEP 5(完了)

完了確認・アフターフォロー

施工後はお客様に動作確認をしていただき、使い方のご説明を行います。施工後にご不明な点が生じた場合も、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

システムキッチンの設置工事を失敗しないためには、製品のデザインや機能だけでなく、配管の状態・排水ルート・将来の増設計画まで見越して計画を立てることが重要です。

この記事のポイント 振り返り

  • 排水管の位置と勾配を現地で確認してから製品を選ぶ
  • 築年数が古い場合は配管素材・劣化状態のチェックを忘れない
  • 食洗機・浄水器の後付けを検討しているなら設置前に伝える
  • 製品手配から給排水工事まで一括対応できる業者に依頼する

株式会社MARUYOSHIでは、岐阜市はもちろん、愛知県・三重県などの東海エリア全域でシステムキッチンの設置工事・給排水設備工事・水回りリフォームを承っています。年間約1,000件の施工実績と、TOTO・LIXILの組立認定施工店としての確かな技術で、お客様の理想のキッチンを実現します。「まず話を聞いてみたい」という段階でもお気軽にご連絡ください。

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